A.リピートして少しずつ高まっていくのが歌や音楽の最大の強味です。リピートして「オン」しつづけて、高めていきます。それが飽きられ、集中が切れ、「オン」しなくなる前にやめることです。元の曲が5番まであるから5番まで歌うというような安易なコピーは、いい加減やめたいものです。どんな有名な曲でも、歌う人自らがテンポもキィも、アレンジも、どこで納めるかも、最高の表現として伝わるように、工夫することです。独自の工夫を許さずに、形だけきちんと継承することを求め(ということは、工夫を怠っているだけですが、それゆえ)、どの分野も衰えてしまうのです。(♭)