A.私は、トレーナーをプロデュースする立場ですから、その人にどのトレーナーが向いているかから判断します。その結果も、そのトレーナーより客観視できます。距離のある分、よりよくみえるわけです。
これは、トレーナー自身が見本をみせるのではなく、チーフのトレーナーをおいて、本人でなく他のトレーナーにを生徒の見本にして、等間隔でその二者の関係をみる方がよいというような考えです。私の場合、本などのCDも、私の指示の元にトレーナーが吹き込んでいるのです。私の立場は、トレーナーのコーディネーターやプロデューサーのようなもの、つまり、プロ野球であれば、ピッチングコーチや打撃コーチを束ねる監督のようなものです。このことによって、一人でトレーニングして、一人よがりにならないように、ついた一人のトレーナーによって、一人のトレーナーよがりになるリスクを回避できます。何人ものトレーナーに次々とつくよりも、最初に多くのトレーナーの中からあなたに合う人を一人でなく、複数選んでつけることが、どれだけメリットがあることかをわかって欲しいと思います。(♭)