A.貴重な時間の中でやみくもに歌うということは疲労にもつながるので避けたほうがよいと思います。また、歌詞を覚えるとか作曲家について調べるというようなことは音を出さなくてもできますし、呼吸のトレーニングも日々の生活の中に取り入れてしまえばよいでしょう。
歌を歌う時間をそれほど多く取らなくても結果的に音楽の稽古ができる場合も多いです。
何よりも大切なのはよい演奏にじかに触れるということ。ジャンル関係なく、できれば普段クラシックを歌っている人はジャズやラテン、ロックなどを、ポップスを歌っている人はクラシックやオペラなどを、自分と違うものも積極的に聴くようにしましょう。すると、世界の音楽がどのように繋がっていて、自分が今何をすべきかということが見えてきます。
ピアノが弾ける人はバッハを弾いてみることもとてもおすすめです。歌のフレーズ感を持つのにとても勉強になります。(♯ё)