2015-04-01から1ヶ月間の記事一覧
A.まず、声帯に異常はありませんか?声帯に結節やポリープができると、声帯がぴたりと閉じなく、息漏れが生じ、かすれ声が出る事があります。また風邪や、アレルギー、睡眠不足でも粘膜に痰が絡んだ状態でかすれたりすることもありえます。そして大敵なのは…
A.人は、音声だけでなく表情でも聞きとっていることを忘れてはなりません。音声よりも表情で違う音に聞こえるほどなのです。よい共鳴のため、表情筋を使う機会として、口をはっきりと開けて動かすことは悪くありません。(♯)
A.そういう人もいます。ただし、声をしっかりと使える人は、ほとんど口を動かさなくてもこもらないし、発音も明瞭です。ヴォイトレで口を大きくと言うのは、口内を広くというときもあります。(♯)
A.人によります。確かに口を大きく開けて歌う方がよい人もいます。大きく開けるというのは、開けたままではなく、大きく動かして、ということですね。声がしっかりと使える人は、表情を除くなら、あまり大きく開けていないものです。特に日本人はですが…。…
A.よく使われていますが、発音、滑舌などの読むトレーニングと、声そのもののトレーニングは分けた方がよいでしょう。(♯)
A.よくわかりませんが、会議を発言する場としてがんばりすぎると、一般的に日本の文化風土では、あまり居心地よくないものです。影響を与えたとしても、あまり気にしないことです。声のせいだと思うのでしたら、周りの人に聞いてみてください。(♯)
A.聞き返される原因が声量とは限りません。小さな声でも聞かせることはできます。ゆっくり話したり、落ち着いて話したり、わかりやすいことばを選んだり、大切なところを強調したり、くり返したり、きちんと目を向けて手振り身振りをつけたりなど。(♯)
A.その人の意識しだいです。姿勢では、あぐらの方が猫背になりやすいかもしれませんが、真っ直ぐにもできます。正座は、しっかりと座ったら、その方が理想的でしょう。座り方一つにもいろんなノウハウがあります。(♯)
A.水泳は、水中で息を吐き出しますが、それは、次に瞬時に吸気するためです。発声のブレスは、息つぎと違い、前後のフレーズの間で行うので、瞬時に入った方がよいとはいえ、余分な息を吐き出すことはしません。吐き切るとしたら、ヴォイトレでの呼吸の把…
A.レッスンでは、少し声がわかりにくくなるとは思いますが、必ずしもだめとはいえません。ただし、本番ではありえないでしょう。能面ほどでなくとも、頭部よりは胸部に共鳴などの意識が行くかもしれません。(♯)
A.これもイメージのことばですが、武道やスポーツではよく使われています。体幹と思う人もいます。ヴォイトレは、姿勢、フォームのことに関連して使われるようです。シャンと立ちなさい、のようなことです。頭のてっぺんからお尻の穴まで一本通っているよ…
A.高齢者に使われていたロコモティブ・シンドローム(運動器症候群)が、子どもの間にも広がっています。手足、腰、他、運動能力、それに伴う能力が劣化している子が多いのです。しゃがんだり、ヤンキー座りもできないとか。学校教育で、平均的には運動能…
A.あまりうるさいと、難聴になりかねません。やむを得ないのでしたら、声の準備運動くらいに考えて、レッスンを受けていって、間違った方向へ行かない判断力をつけてください。集中したら気にならないものでしょうが、周りがうるさいと大きく出し過ぎるも…
A.幼かったからです。周りを気にせずにいたからです。家庭でも、学校でも、社会的な自覚の元では声を自由に出すことはタブーでしょう。スペシャルクラスに行くことになります。(♯)
A.同じ姿勢をとろうとこわばっていませんか。教えられたことが意識せずにできるまでは、緊張や固まった感じになりますので、ほぐしながらやりましょう。声を出しやすくするための姿勢で、出しにくくしていてはよくありません。(♯)
A.私は、芯のある声、声のポジション、縦の線など、イメージを喚起することばをたくさん使います。それらは、厳密には、トレーナーと生徒の間での約束語、キィワードですから、なかなかことばだけではわかりません。わからないときは、どこか頭の片隅に置…
A.「ゆっくり喋る」ことを心がければ、8割は問題が解決すると僕は思います。生徒にも「2倍、3倍、ゆっくりしゃべるように」とアドバイスしますが、案外実践できないのです。喋ることに必死になって、ゆっくり喋るという意識がうすくなるのでしょう。 身につ…
A.顎が硬くなるのはいくつかの理由があります。まず、下記のことができていますか?・正しい姿勢で立つこと・・・胸は高く、首の後ろは長く、楽に。顎を引きすぎたり、または逆に出すぎたりしないこと。操り人形のように肩の上に、ポンと頭が乗っかっている…
A.かすれの原因は、声帯の疾患によるもの、喫煙や乾燥によるものに該当しないのならば、発声技術によると考えることができます。お医者さんに行って診てもらいましたでしょうか?声帯結節、声帯の炎症などがある場合は声帯がピッタリと閉じないため、かすれ…
A.声を使っているのでしたら、ヴォイトレはそこに組み込みましょう。ウオーミングアップとクールダウンのときだけでもかまいません。大切なのは、毎日少しでも時間をかけることと、声を自覚すること。そして、問題意識と解決への強い思いです。(♯)
A.2つチェックしてください。 本当にそのレッスンが声を変えるために行われていますか。ヴォイトレにも、いろいろあります。トレーナーのよしあしだけでなく、そのトレーニングの方向や目的が合っているのかということです。 もう一つは、レッスンだけでな…
A.幼い頃のように大きく出していないからです。成長しても、続けて出していたらもっと大きく出せるようになっています。日本の社会や環境のせいもありますが、必要があれば、もしくは、そういう能力をもちたければ、自ら続けることです。ヴォイトレは、そ…
A.それでは「いろは歌」はいかがですか。いろはですから47音ですが。 「色は匂えど散りぬるを 我が世誰そ常ならむ 有為(うい)の奥山今日越えて 浅き夢みし酔ひ(い)もせず」(♯)
A.「世阿弥十六部集」に「調子をば機に篭めて、さて声を出す故に『一調二機三声』とは定むるなり」とあります。調子、タイミング、そして声ということでしょう。(♯)
A.「ハイ」は「ハッ」から改良した基本トレーニングです。(rf)ヴォイトレは、シンプルなところ、できるところから入ることです。もっとも出しやすい高さで出していると声量もしぜんと増します。「ハイ」に限らず、レッスンとして声をシンプルに扱うと、…
A.体調や個人差が大きいので、簡単には答えられません。(♭ф)
A.一般論としては、体調が悪いと、気力や体力も失われます。すると、呼吸のコントロールもできなくなります。それらによって、声にもダメージと変化が生じるのです。(♭ф)
A.声帯や声道の状態が変わり、声がかれ、摩擦音を発することもあります。少し休めて様子をみましょう。気管支炎になると、呼吸が気管支を通るたびにゼーゼーといった音が鳴るようになります。肺炎の危険性もあるので、そういうときはすぐ医者へ。(♭ф)
A.どちらもイメージ言語なので、なんともいえません。息のポジションというのは、あまり使われず、声のポジションや共鳴のポジションなどは、体感的なマークとして使うようです。頭のてっぺんや眉間、鼻の上、頬骨、マスケラ(仮面)などは、頭声、他に胸…
A.喉を締める、は悪い意味で使われることが多いようです。邦楽において、息を保つような、ためておくような使い方をしているようです。集中して物事に対するとき、息を詰めますよね。それに対し、聞く=解放する、吐くということで使う人もいます。 (♯)