発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

2016-04-20から1日間の記事一覧

Q.メリハリをつけるトレーニングとは。

A.歌のなかでメリハリをつけるための基本的な練習です。声を弱く出し始め、徐々に強くしていきます。そして、少しずつ、また弱くしていきます。途中で息がなくならないように、うまく配分しなくてはなりません。息がコントロールできないと、うまくできま…

Q.ロングトーン(フレージング)のチェックは。

A.□(息を体に入れることで)体の側筋、背筋が広がると同時に、胸や腰の下あたりが広がったのを感じる。 □このとき、のど仏は下がり、のどの奥は広がり、あごはひいている。 □そこで、胸の深いところで声になるところを感じる。 □お腹から、ゆっくり息をミ…

Q.デクレッシェンドの練習は。

A.少しずつ小さくしていきましょう。 1.「アーイ」 2.「エーイ」 3.「リーイ」 4.「ギーイ」 5.「オーウ」(♭)

Q.せりふのメリハリと歌のメリハリの違いは。

A.落語家がまくしたてられるのは、口が早く動くからではありません。言葉の流れにメリハリが付いているからです。つまり話す言葉に大きいフレーズがあり、そのフレーズが次々と言葉を運んでくるからです。フレーズを大きく動かすと、ブレスもバシッと決ま…

Q.高音発声にチャレンジするには。☆

A.ハイトーンは、高い声のトレーニングばかりしていたら、何となく出るところまで出るようになります。なぜなら、ギアかトップにシフトするからです。(高音を出すためののどのしくみを理解し、独自の高音メニュを行なうと、誰でもすぐにできるようになる…

Q.声をなめらかにレガートで処理したいのですが。

A.高音から低音へ、低音から高音へ、そこで声区の問題も扱います。いろいろな声とその動きを感じてみてください。それぞれの音域内でのスムーズなつながりと、それを超えたスムーズなつながりは、別々にトレーニングしましょう。力を入れたり、のどで動か…