2022-05-01から1ヶ月間の記事一覧
A.どんなレッスンでも何かは学べます。何でも学んでみたらどうなるかを考えるとよいでしょう。よくないのは、レッスンそのものの知識、メニュややり方や説明の仕方ばかり覚えてしまうことです。先生と同じことを他の人に話せるようになっても、あなたは先生…
A.目標は、自分の延長上にあれば、時間が解決してくれます。そこまで生きられるかどうかです。レッスンは、その時間を縮めてくれるでしょう。 しかし、目標が延長上にないときにワープしなくてはなりません。それを達成できるようなレッスンは少ないものです…
A.自分の力の不足がわかります。その課題をより具体化するのがレッスンの役目です。それを解決するのは、そこからのあなたの時間と努力、つまりトレーニングです。本気でやると不足が大きくなり、解決に至らないものです。それが現実であり、それゆえ、トレ…
A. 最低のレベルの声の人に対しても、言語聴覚士は、「声は無理に出してはいけない」と言っても、「全く出すな」とは言いません。声を出さなくなっては、さらに衰えます。それはよくないので、毎日“適度に”声は出すことを求めています(手術後など傷口があり…
A.ことばの使えないトレーナーはあまり勧めていません。レッスンには、ことばは声よりも大切かもしれません。私も、声については任せていても、ことばについてはトレーナーにいろんな要求しています。特に、ことばを使い過ぎないように、と。 トレーナーは、…
A.声の科学といっても、まだ、データや実験をする前からわかっていることを確認するだけのことが多いのです。すぐれたトレーナーだけにわかるレベルならともかく、多くは素人でもわかることのデータ化です。それだけでは何にもならないくらいのことです。 声…
A.4次元、5次元…11次元のような話は、専門書をお読みください。レッスンのなかでレッスンが消えてしまうのが、トレーナーもスタジオも消えてしまうのが、上の次元です。声も消えてしまうとすると、二つ上かも。どうせ一つ上さえみえないから、どう考えてもよ…
A.頭で考えることは、脳を使うことなので、それは、心と同じというのが、科学者の現在の見方です。脳=心なのですが、現実には胸=心臓=心や、腹=丹田=(覚悟)=気、のように捉えた方がよいように思います。表現の力、想いや意気込み、注意深さ、集中力…
A.発声の原理の仕組みは他のところにたくさん述べていますので、参考にしてください。ただ、レッスン時で発声プロセスを気にするのはよくありません。声は、一区切りつくまで出すことです。途中で止めては直すようなのは感心しません。
A.「一人の患者に効く治療は、その人だけに効くのであり、必ずしも他の患者に効くわけではない」アンドレ-・ワイル博士のことばですが、本人の性格、考え方、体調、信頼関係など、すべてが関係しますからメニュだけでは語れません。
拙書からの質問ですね。Q&A集に原則的な解決の一つとして上げた例では、「高い声で大きく出せない」「大きな声で高く出せない」のようなことですね。ある問題が起きたときにもう一つ、別の軸の要素をみつけて組み合わせてみるのは、よく使います。その間を…
A.よいと思えば覚えればよいでしょう。ヴォイトレにおいて、それは、直接必要となること、それに基づいて行う必要のあることとはならないと思います。 研究所のスタジオには、体や喉の模型や図表があります。あるということは、何らかの必要もあるということ…
A.数値や理論などは、私はあまり信用も信頼もしていませんが、そういうもので信用、信頼するという人も多いので、モチベーションづけに、使えるときは使います。体験談や喉の模型などと同じです。その人がそれに基づいて考えるのでなく、それを無視してもで…
A.歌うとか語るというのは、比較するものではありません。声は顔のように、正しいや間違いはない、お互いに与え合い、研究しあってwin-winに関係を築ける人たちと声を通した関係を保っています。 最近は、世の中、lose-loseになりたがる人が多いのでしょう…
A.そこは、そのプロの仕事です。私は、何でもやろうと努めていますが、なんでもできるわけではありません。ここに来ている、その道何十年の人たちを前に、そんなことはしません。私にとっては、歌や朗読よりヴォイトレの方が深いのです。 私は、今のプロの…
A.声だけをみると不調だらけです。未だに完成、実現とは程遠い、未熟です。しかし、声だけで生きているのでないから、そのときは、どこかで何か別の事でも調子がよければよいと、あまり気にしません。私自身は、声で競うところにいないのです。他人の声を…
A.声からの対応もあります。声で相手を読みつつ同調していく。声を投げかけ、反応をみるなど。仕事や生活で大切な基本は、笑顔や声かけ、ことばかけです。知らない人にもアイスブレークできます。そのうち、声を使うのでなく、あなたの雰囲気で、しぜんと…
A.心身の支えが必要なので、頭よりも体で覚えることの一つです。そこで深められることです。声というものは、外に表れる現象として捉えられるので、わかりやすいでしょう。声帯の振動から共鳴して心身から時空へ自己を延長します。他人の鼓膜を振動させ伝…
A.プロとは、職業という意味が強いと思います。普通は、それを収入源として生計を立てている人を指します。求道者のような人もいます。クリエイターとアーティスト、職人と芸術家など、いろいろと区別は考えられているようですが、私には関心ありません。
A.人にとって声は何なのかということです。声によって人生は、人はどう変わるのか。声から宇宙や人類、人間の存在理由を知ること。声の共鳴、共振、共感、共時性。声と宗教、芸術、生活、社会など神羅万象に至ります。
A.そんなことはありません。(rf)そのときの回答に加えておきます。 今の日本では、基準音を、ほぼ442HZ、その間をとっています。楽器他の調律器具自体、温度などの条件で1HZくらいはぶれるし、最高レベルの音感の持ち主でも2HZくらいの違いしかわからな…
A.実感できる、楽しい、身になっている感じがする、おもしろい、でもややめんどう、という感じです。調子のよいときも悪いときも用いることのできるように2~3パターンつくるといいでしょう。人間の可能性と限界に挑めるメニュにしましょう。
A.調整するのでなく、まず鍛えられるようにセットしましょう。鍛えるところを鍛え、調整するつもりで臨みたいものです。
A.よくあるのは、力を入れて抜くというものです。脱力は難しいのです。水の上で脱力して浮かぶことができますか。
A.これは僧帽筋上部繊維の膠着が原因です。緊張やストレスでそうなったなら肩を温めましょう。水泳のクロール、バタフライは肩だけでなく肩甲骨から動かします。そのために両腕を同時に逆に回すような特別なトレーニングをします。最初は片腕ずつでもよい…
A.姿勢はつくるもの、つくられるものです。
A.反り腰になり、スタイルはよくなりますが、お勧めしません。つま先に重心という感覚をつかむために使われることはあるようです。
A.腰が反りお尻が上がるようなら、軍隊式の構え敬礼と同じく、深い呼吸に不利です。椎間板に負担がかかります。クラシックバレエの姿勢も、そのままでは発声には向きません。
A.マッサージは、必要以上の使い方をしたときに元に戻すのによいです。一定期間ハードな舞台が続くのなら、そのフォローとして仕方ありません。しかし、それを必要としないレベルに鍛え、維持できるのが理想です。芸を日常化するには非日常の体をもつしか…
A.この回答は原則として、健康な人でかつ前向きに昨日よりも進歩したい人に述べています。あらゆる補助具やケアは、気づくのに有効なこともあります。しかし、それらに頼り、常用するのは依存してしまい、体や自分の能力を、そこで甘んじたり弱めてしまい…