発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

2023-09-06から1日間の記事一覧

Q.一音符に、言葉が1つでなく複数ついているのはよいのでしょうか。

A.楽譜というのは、あくまで演奏の元になるものであり、絶対的なものではありません。 ポップスの場合は、歌唱から楽譜をつくり、市販するので、採譜をした人の考え方によって変わります。こういうケースは、昔なら連符で処理をしたのですが、今は、言葉を等…

Q.高低アクセントが違ってもきちんと言葉の意味を伝えることは、本当にできるのですか。☆

A. 実際に多くの歌は、日本の歌でもできていると思います。ただ、海外の外国語の歌に比べては、若干無理があるのは否めません。私のいう「メロディ処理」は、そういうことを踏まえて、述べているのです。浅く、薄い声では、どうしても、音の高低、メロディ…

Q.日本語の場合は、高低アクセントを踏まえて曲を作るべきでしょうか。☆

A. それにこだわった作曲家もいます。山田耕筰などは、日本語の高低アクセントに沿ってメロディをつけた第一人者です。しかし、いろんな歌をみたら、そんなことを考えている人はあまりいません。理由は2つあります。メロディを重視している場合は、高低アク…