A.自分に問いを向けられないうちは、自分の答えもみつかりません。どこへいっても、きっと。(それを与えてくれる先生もいるかもしれませんが…)
音楽、歌の本質など、どうでもよいのではないでしょうか。私にとってというのなら、音楽や歌は自分の命を削ってでも、一日の食を栄養失調ギリギリまでの生活を強いられても、必要不可欠なもので、それゆえ、まさにそうした生活のなかで一秒を惜しんで触れ得られてきたものです。というのも、音楽は大切で愛すべき友であり、何よりも自分の命や精神を支え続けてくれたからです。ただひたすら、アーティストとその作品に感謝しています。音楽がなければ自分は立つことも、解放されることもなかった。歌のたった1フレーズを粗末に扱わないのも、それは私の魂に入り込んでいるものとしてあるからです。
私は本質を研究するのでなく、それを生きようとしてきた、そして生きていこうとしている人間で、本質論などについては、論を交えるより、声や歌や音楽があり、人前に出る場があるので、そこでそれでいつも示しているつもりです。