多くの場合、その基準は、何となく、周りがうまくなったねと言ってくれるようなものでしょう。何となく平井堅さんの歌い方などに似ていたりしたら、うまくなったねと言われる。でも、彼らを超せないでしょう。超せなくても、異なる魅力をアピールできたらよいのです。
プロは、すごく細かいところにいろいろな才能があって、そういうことをくみ上げた歌唱になっている。トレーナーでも彼の歌をよりきれいには歌えるけれど、彼のように伝わるようには歌えない。そこに彼の才能がある。それをどんなに真似てみて、近いようにやっても通じないでしょう。それなら、トレーナーが歌う方がよいということになってしまう。