A.最初の1番台はWのテキストに近いくらいシンプルなリズム、音程、曲の長さでできています。ところが10番台に入ると、珍しい拍子や普段出てこない臨時記号、覚えにくい転調などがプラスされ、20番台では、さらにその中で音符の跳躍、細かいパッセージの変化、テンポの変化などが加わってきます。8小節歌うのにも、繰り返しの練習が必要な箇所が出てきます。しかしこれらを体で覚えて歌うことがスケールの発声練習の次の段階として、また上達の手段としてとても有効になります。大切なのは1回歌ったからといってそれで終わり、すぐ次に進むのではなく、5,6曲程度進んだら、もう一度前に戻って繰り返し歌ってこそ味が出てくるということです。コンコーネ50が丁寧に歌えれば、いろんな曲が自由に歌えるようになってきますから、頑張ってください。(♭Φ)