A.欧米では話し声と歌声はとても近い所にあって、自然に聴き手に伝わることが多いのですが、日本語はどうしても響きの浅い所で発音できてしまうが故に、話し声が弱く力強く聞こえてきません。スポーツなどで大きな声を出し合ったり、掛け声をかけてトレーニングをしている人は、お腹の底から声を出せています。普通はそこまでいくのに気合や勇気が必要になりますね。小声で息もれのように話すのが楽ですと、ますますそのポジションで話してしまい、遠くに通らない声を作り上げてしまいます。したがって実は良い声を持っていたにもかかわらず、自分で気が付かないままの人が多いようなのです。しっかりした声で歌われたり発せられた声を、まず注意して聴いていくところから始めて行きましょう。自分の内側から意識を変えていく必要があります。トレーナーと共に上達してください。(♭Φ)