発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

Q1383.高音のイメージづくりのヒントをください。

A.高い音を太い声で出したい、そう思っている人は多いようです。しかし、高い音を太く出そうとしてしまうと通りづらくて苦しそうになりなるばかりか、喉への負担も大きなものになります。高さと太さには自然な関係があって、それを壊すと声も破綻します。低音の焦点に比べ、高音の焦点は細くなります。ただ、高音は身体の支えがとても重要で、焦点が小さいといっても、か細くなるのとは違います。高音は太く出すのではなく、しっかり支えて出す、と考えてください。(♭∀)