A.ここでレッスンを受けながら、外部で歌や声の先生をやっている生徒さんも多くなってきました。私自身もいまだにレッスンを受けています。目的としては、「技術の向上」「声の現状確認」「発声が崩れていた時のメンテナンス」「曲の表現、言葉の処理」などがあげられます。プロとして活躍されている方でも定期的にレッスンを受けている方は多くいます。パヴァロッティでさえプロとして活躍している時も定期的にレッスンを受けていたといいます。
しかし、中には素人と全く変わらないのに、歌の先生をやるからレッスンしてくれと言われる方もいます。発声ももちろんですが、横隔膜の場所、腹式呼吸の意味、声帯の位置も分からない方がいらっしゃるので困ったものです。
もっと勉強してほしい。目的意識を高くもちましょう。福島先生の本を始め、ヴォイストレーニング、発声の本は数多く出版されています。技術もそうですが、生徒に説明できるだけの知識も頭にいれていきましょう。(♭Σ)