A.まずはイメージではなく、実際に息を流し続けることです。息を流し続けることで、声が前に送られていきます。しっかり息を吐き続けていきましょう。
次に、イメージですが、リアルに息の流れを思い描いて声を出してみましょう。口から息の流れが、線のように糸のように遠くへ流れていくよう、またこの線に色をつけてみても構いません。色のついた線が、口から出て遠くへ伸びているイメージを、具体的にありありと思い描きましょう。
実際にこのイメージで声を出すと、イメージしていないときに比べて、声は前に出てくるのです。イメージではありますが、イメージすることで実際にそうなるのです。
実際に息を吐き続けることと、具体的に息の流れを思い描くことで、声を前に送るというイメージがつかめるかと思います。