発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

Q3336.不器用なので、なかなか上達しないのですが、どうしたらよいのでしょうか?

A.不器用はよいことです。不器用だからこそ努力しがいもあるのです。努力をしないで器用にこなしてしまうより、不器用であるからこそ努力の必要性も実感できるはずです。
古今の一流アーティスト、一流アスリートはみな、努力の達人であり、不器用を自覚しているからこそ努力していくのです。努力する才能こそ、一番身につけたい才能です。この才能さえあれば、必ず一流になれます。不器用を嘆くのではなく、武器にしてしまい、努力を惜しまないことです。そうすれば必ず上達し、自分の夢も叶えられるはずです。
また不器用を、練習をしないことの言い訳にしないことです。不器用であっても、練習を積み重ね、こつこつと練習をしていけば、いつか必ずうまくなるはずです。不器用であることを自覚しているのであれば、人より多く練習すればよいだけの話なのです。練習量を増やしていくことです。練習量でカバーすることです。
そしてそういった練習を積み重ねていけば、器用な人に追いつくことができ、また器用な人がそこに到達するよりも時間はかかりますが、その分練習量も多く、味わいも出てくるものなのです。不器用を自覚しているからこそ、上達するのです。
不器用を嘆かずに、武器にしてしまうこと。そして努力を惜しまないことが大切です。不器用は欠点ではありません。そして欠点ではないと、自分に言い聞かせましょう。
言い訳をしないで、日々練習を積み重ねていきましょう。日々の変化は少ないかもしれませんが、その間を耐えて、こつこつと努力していくことです。努力は裏切りません。もちろん結果は大切ですが、努力している過程こそ黄金の道なのだと思いましょう。努力している過程を楽しみましょう。そうすればおのずと結果はついてきます。(♭∞)