A.発声をする上で、考える順序は大切です。最終的に、支え、響きの場所、息の送り方吸い方、フォーム、など沢山ある課題の項目を一度に同時に完全にこなさないと良い声はでません。しかし、一度に全てを意識することは、とても集中力のいることであり、うまくいかないときは力みを招くこともあります。そのような時は、まずフォームがあり、よい道筋を通っていく呼吸があり、呼吸を無駄に漏らさない支え、最後に響きをまとめるポジションがあるという風に一つ一つを丁寧に意識しながらウォーミングアップしていくと良いと思います。とくに、朝起きてすぐのときは身体もあたたまっていませんし、集中力もよい状態ではないと思います。ちなみに、この順序を逆に考えるんのはあまりよくありません。ベースのないところでポジションを考えると、浮いた声若しくはただの鼻声になってしまいます。 (♭∀)