発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

Q3434.声がどうしても喉につまってしまいます。

A.喉が固くなってきて、声が力ずくになって来た場合、力を使っているわりには声がスムーズにでてくれないような感覚になると思います。このようになってきたら、余計に力を加えようとしないことが大切です。筋力が足りないから声がでていかないと考えないようにしましょう。呼吸のバランスが狂ったからであることをまず疑ってみてください。吸気から吐気に転換するところ、または吐気から吸気に転換するとことで呼吸が止まっていないかチャックしてみてください。せっかくよい吸気状態で息を吸い始めたとしても、吐く瞬間に支えが抜けてしまうと吸気をうまく利用して声を扱えなくなってしまいます。呼吸が止まっていることに気づかないパターンは、上級者になってもたまに陥ることです。参考にしてください。