A.多くの養成所では、声優やナレーターを目指しているにも関わらず、半年に1回、もしくは1年に1回、舞台を経験するようなカリキュラムにしている学校が多いように思います。
では、なぜ舞台を経験することが必要なのか?簡単に言ってしまえば、舞台では実際にその空間の中で、人間対人間で、リアルにお芝居をする、ということが行なわれるのですが、これがとてもよいのです。リアルな空間で演じるからこそ、お芝居も磨かれていくのです。もちろん最初から器用に声優等をこなしてしまう人もいるとは思うのですが、初めは舞台を経験しておいたほうがよいと思います。体全体を使って、リアルに演技していくことで表現力が増してくるのです。
またプロの声優の方でも、定期的に舞台に立つことを課している方もいます。プロにとっても舞台に立つことは大事なんだと考えられているのです。