A.違う曲になったときに駄目になってしまう人が多いのは、音楽の本当の意味でのベースが入っていないのです。たまたま自分のヒット曲に関しては何千回と歌っているから、そこではけっこう掴んでいるのです。ただ応用ができないのです。
日本では、プロの人でも、3番まで集中力を最後までもつている人は、ほとんどいないのです。1番の後半で乱れているのも珍しくありません。ですから、1番が2番よりうまいですね。
アマチュアでうまい人は何をやってもうまいです。プロは勝負できるものは歌うけど、そうならないものは歌わないのです。自分の才能やデッサンが最大に問えるのは、どういう作品をどう動かしたときかを知っているからです。と考えたら、自分のしか歌わなくてよいからいいと思います。