A.まず暗譜できるまで歌いこみましょう。楽譜を見なくても歌えるとこまでになってからでないと話になりません。コンコーネを初めて歌ったのは15年前ですが今みてもとても大変なエチュードだなと思います。そんな簡単に歌える本ではないのです。
それが大前提としてトレーニングをしなければいけません。
音が不安だったりリズムが不安な人は必死に楽譜にかじりつきます。結果として声楽譜に向かってしか歌っていないのでこちらにまで届く声にならずコンコーネとしてもレッスンとしても意味を成さないものになってしまいます。
まずはある程度のレベルで譜面から目をはずして歌えるところからはじめないとレッスンにならないのが私の本音です。符読みは慣れです。慣れるしかありません。
ソルフェージュができる人は簡単かもしれませんが苦手な人は歌うしかないのです。
歌って体に覚えこませるしかないのです。
発声的な問題の前に自分自身の取り組み方に疑問を投げかけてみてはいかがでしょうか。(♭Σ)