A.たとえば、「響かせて」と「響くようにして」、「吸う」と「入れる」も受け手のイメージは違ってくるのです。イメージだけでことばにならないものを伝えるのですから、相手をみて、いろんな例えをうまく使わなくてはいけません。語感が鋭くないと、理想とするイメージを正すべき方向のイメージにうまく伝えられません。ことばの醸し出す雰囲気や伝わる感じ、そしてそれを受け手がどう反応したかを常にフィードバックして確かめましょう。伝わらなければ、ことばやそのニュアンスを変えるのです。
自分が体験して感覚で気づくと、ことばも異なってくるものです。その感じは完全にはことばとして定着させられないのです。だからこそ、本を読んだり、豊かな表現力に学ぶ必要があります。レッスンを続けていれば、普通は、語彙力は豊かになるのです。確実にするためには、レポートを書くとよいでしょう。(♯)