A.一言で声楽といっても、実は専門としていてる分野で発声の考え方は全然違ったりします。声楽家すべてが同じ発声法をもっているということは絶対にありません。おそらく、息の吸い人、おなかの使い方を含め意見が分かれることが多いです。
ポップスの歌手に声楽家にアドヴァイスしやすい部分を考えてみたいと思います。
細分化するならば、男性歌手に増えてきた柔らかい声や、ファルセットを多用するポップス歌手を目指すならば鼻腔共鳴をメインに学ぶとより効果が高いでしょう。
逆にロックやミュージカル、役者などは喉を下げることや、音をかぶせる技術や、深くすること、口を縦にすることを学ぶとより理解しやすいと思います。
また、かわいい声の声優やアイドルの人などはコロラトゥーラソプラノのような声の高い指導を受けてみるのも案外早道かもしれません。
逆に単純に声が弱い、小さいと悩んでいる人はヴェルディなどをメインに歌っている、イタリアオペラに強いバリトンやバスに習ってみるのも一つの考え方です。
(♭Σ)