A.赤ちゃんなら、何かを取るときに肩甲骨を回旋させてから腕を伸ばしてつかみます。
しかし、私たちは、ともすれば肩甲骨などを動かさずに腕と手先だけで取ります。それは、肩の腱板が肩甲骨にあたって炎症を起こすリスクがあります(インピンジメント症候群)。
大人になって無駄と思われる動きをショートカットしてしまう、これを器用な人ほどしてしまいがちです。その結果、学んだことが身にならず、喉を痛めたり伸び悩んだりしてしまうわけです。
特に40代以降、歳を経るに従って、その無理のつけが回ってくるのです。一度、原初の動きに戻って、体の動きを理解しておくことです。([E:#x266F])