発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

Q.ドーデの「最後の授業」は、フランス語という母国語を奪われる人々の悲しみと学びました。

A.アルザス地方の本来のことばはドイツ語で、当時も7割の住民はドイツ語を使っていたのです。となると、この話で母国語を奪われるのは、フランス語を使うアメル先生だけということになるようです。母国語は母語とは違うので、あまり安易に使うと話がおかしくなるという例です。