発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

2010-02-01から1ヶ月間の記事一覧

Q2546.以前のどの故障をしたこともあって、自分では大きな声を出しているつもりでも、無意識にセーブしてしまう。

A.医師のOKが出たのであれば、あまり気にせずに声を出していいと思います。聞くかぎり、のどに異常のある声ではありません。また、のどを気にするあまり、声を抑えてしまい、逆にのどに負担がかかってしまっています。のどに負担がかからないように、腹…

Q2547.声質を変えるためには、どうしたらよいのでしょうか。

A.声質を変えようとするよりも、気持ちを変えることに集中していくことです。気持ちの変化によって、声質は結果として、変わってきます。例えば、落語家さんは、2~3人の役を演じていますが、声色を変えようとしていません。声色を変えるのではなく、そ…

Q2544.本番になると、緊張して、とにかくセリフを言うことだけに必死になってしまい、気持ちやリアクションがおろそかになってしまいます。どうすればいいのでしょうか。

A.まずは緊張を除くことです。これにはいろいろな方法がありますが、深呼吸を繰り返すこと。何度も息を吐くことが大切です。緊張している時は、息が止まっています。繰り返し息を吐くことで、体に酸素がまわり、気持ちもリラックスしてくるはずです。ここ…

Q2545.歌も習ったほうがいいのか。

A.セリフのトレーニングだけではなく、歌のトレーニングをすることで、体が鍛えられます。またセリフ時のロングトーンやトーンの高低もつかむことができます。歌手を目指すということではなく、声の応用力をつけるためにも、体と息のつながりをつかむため…

Q2542.発声の際、出だしの声がいつもうまくいきません。(強く出たり、かすれたり等)何を意識する、またはなにを改善すればよいでしょうか。

A.まず、円を意識しましょう。その円は常に動いていると想像してみてください。声を出す前にこの円が回っているのを想像し、動いている途中から、自分が声を出そうとしてみてください。今のあなたは、車ならエンジンを掛けた直後に時速100kmを出そうという…

Q2543.喉から声を出すようにと言われたが、どう意識すればいいでしょうか。

A.声帯で声を発していると考えたらいいのでは。しかし、あくまでも声帯が閉じたときに、そこを息が通ることが大切なので、体で歌うと思ってください。(♯Θ)

Q2540.声を前に出そうとすると力みが生じてしまいます。

A.押していませんか。声を押してはいけません。または、叫んでいませんか。(♭Σ)

Q2541.「な」行など、鼻にかかる発音がうまくできません。

A.Nは鼻にかかりやすいので、前につけてみましょう。マ行、鼻濁音もやってみます。しっかりしゃべっていくようにしてみましょう。(♭Σ)

Q2538.やっている時の声と聞いた時の声のギャップを埋めるにはどんな練習がありますか。(♭Σ)

A.録音した声はどうしても生の声とは異なります。録音した声はあくまでもウィークポイントのチェックに留めて、生の声を出したり、練習した時の体の感覚を良く覚えるような練習をしてください。

Q2539.ジラーレの位置は体で覚えるものですか、それとも耳で覚えるものですか。

A.どちらもです。前後関係で変わってきますが、基本的には自分のパッサージョでは、必ず行った方がよいと思います。(♭Σ)

Q2536.息をたっぷり吸うために最初にまず息を吐いているのですが、それはよいのでしょうか。

A.よいでしょう。(♭Ξ)

Q2537.自分の声に関して、小さく発声しているときに比べて、声を大きくしたときにどうしても鼻にかかる感じが抜けません。これは、まだ声を鍛えることで変わっていくものでしょうか?それとも声質としてそういうものなのでしょうか。

A.変えたければ変わっていきます。鼻にかかる感じがもし好きならば、ずっと変わらないでしょう。(♭Ξ)

Q2534.声を大きく出す、喉に力を入れるとは、声を前に出すように力を入れる感じでしょうか。

A.声帯がよく使えるようになってきたら、それ以上に力を入れないようにします。(♭Ξ)

Q2535.そのような感じで喉に力を入れるとかなり、お腹辺りの支えにも力が入ってしまいますが、力の入れ方を間違えているのでしょうか。

A.間違ってはいませんが、ほどほどが重要です。(♭Ξ)

Q2532.ロングトーンをするときに電子オルガンのように音がぶれず一本きれいにしっかりのせるためには、声帯自身を鍛えればきちんと伸ばせるようになるのでしょうか。

A.横隔膜の運動がしっかり行われて息が均等に流れていればぶれずにロングトーンがのばせます。それによって、声帯が良い状態になるので、声帯のみ鍛えようと考えても不十分です。(♭∀)

Q2533.発声練習のときに口を縦に大きく上げたほうが響いてくる感じがあるんですけど口はあまり開かないほうが良いのですか。

A.口の開きすぎはよくありませんが、開かない方がよいというわけではありません。(♭Ξ)

Q2530.響きとはどういうことか、よく分からないです。

A.レッスンでの響きは、正しい発声をしたときに感じるものなので、意識はそんなにもたなくてよいです。作り出すものではありません。正しいフォームを習得できるようにしていくと、できたときに分かると思います。(♭∀)

Q2531.声帯をせまくして響かせるというやり方のコツが知りたい。

A.スタッカートで行なう練習が適しています。コツは、空気を少なく、するどく使うことです。(♭∀)

Q2528.発音がどうしても不明瞭になってしまう傾向があります。効果的な練習方法を教えていただけると幸いです。

A.以前に行ったラ行、タ行、ナ行の練習を行ってみてください。あとは、息をもらしすぎない技術があれば、発声はしぜんと明瞭になってきます。(♭∀)

Q2529.発声のフォームについてです。少しおしりが出ているようです。仰向けに寝たときに腰の上のあたりと足の付け根が床につきません。正しい発声フォームを獲得すれば仰向けに寝たとき、そういった部分も全部床にペタッとくっつくのでしょうか。

A.多少、腰は浮いていますが、背中に物が入りそうになるくらい浮くのは、背中を反らしすぎていると思います。(♭∀)

Q2526.例えば、飲食店でのオーダーの際に、やはり自分で声を抑えてしまう今までの癖が出てしまいます。やはり慣れの問題なのでしょうか。

A.はい。考えるほど、できなくなります。

Q2527.フレーズが切れる、息が流れていないというのはいつも言われ、ここを克服しないと前に進まないのだと思うのですが、これは無理に大声を出そうとしてるからなのでしょうか。なるべく大きな声を出そうとしてるのは確かで、とにかく前に出す!という意識になってしまい細かい体の調整が出来なくなってる気がします。ボサノバなど囁くような声だったりもするし、大声で雑に歌うよりは少し小さな声でも1つ1つ丁寧に歌った方がいいのですよね。でも、発声では大きく太く出さなくてはいけないような気がして、無理に大きく歌ってしまいます。

A.レッスンで行っている発声を身につけていきながら、歌詞の読み込みをしていきましょう。もちろん、気持ちだけで歌っても、発声ができていなければ表現もままなりません。発声、表現(気持ち)、この2つを同時に磨いていきましょう。(♭∞)

Q2524.鼻づまりや鼻炎だと、声を出すときに、どう障害がありますか。

A.鼻音が変わります。

Q2525.地声での発声の音域を拡げ、声量も増すことを望んでいます。声の移動の際の体の使い方などを指導してほしいです。

A.裏声への移動もよい経験になります。意識の方が大切です。体の使い方は人によって違いますが、必ずこうすべきというこのでないし、特別にあるのではないでしょう。

Q2522.昔の録音したテープ等は残しておいたほうがよいですか。

A.人それぞれの考えによります。編集して、一番よいところを残すとよいでしょう。

Q2523.普段、話すときや歌うとき、鼻からも息を出していたほうがいいのでしょうか。

A.特に意識する必要はないでしょう。

Q2520.たまに違う先生のレッスンを受けると、今まできづけなかったことに気づくことがあります。時々、違う先生のレッスンを受けるのもよいことなのでしょうか。

A.とても、よいことだと思います。

Q2521.よい声がでるだけではだめなのでしょうか。それを使えなければ意味がないのでしょうか。

A.よい声でも使い方が必要です。ことばや使うことでより活かすのです。必ず、最初のトレーナーの路線で判断していくことになります。そしてやめたり、他のトレーナーにつくと、またゼロになる人が多いのです。

Q2518.しゃべりすぎたときに声の調子を整えるには、どんな方法がありますか。

A.もっともよいのは、しゃべらないこと、のどのクールダウンとしてのメニュ(声を楽にする)などを考えてみましょう。

Q2519.のどの守り方について教えてください。

A.調子をつかんで、勘をよくしていくことも大切でしょう。スプレーは常用しない方がよいでしょう。日頃から何もない状態でも力を出すことに慣れること。セーブして使うこと。プラシーボ効果を逆用するということでは、必ずこうしたら声がでると思い込める手…