2015-06-01から1ヶ月間の記事一覧
A.そう言ってくる人の声が、ひどく悪いということはあまりありません。声自体はふつうで、使うときに悪くしていることが多いのです。そういうケースでは、意識的に緊張して抑圧してしまうのですから、そうしていないときの声を出せるようにします。(♯)
A.軽く鳴り響く鈴のような声と、朗々とした声は、女優さんが映画などでよく使っていました。アナウンサーのように上品にという人もいます。私は、本人の育ちやキャラに合った声でないと内容が伝わりにくいし、説得力に欠けるという立場です。そういう声が…
A.偉いといわれる人なので、内容もあるのでしょう。そこまでになるのに説得もしてきたでしょう。難しい話、わからない話でも、私たちに意味のある、聞くべき話と感じさせるのは、その人の口調や声から自信が伝わってくるからです。(♯)
A.どんな声でも、自分でよいと思うと、うまく出るようになります。うまく声が出ないときでも、充分に声として出ていると思ってみましょう。自己判断で悪循環に陥っている人は、とても多いのです。焦らないでください。誰もあなたの周りは、声のことや発声…
A.きちんと教育や仕事の現場に長く携わっている人は、本当の問題解決は時間のかかるということを知っています。また、芸能や芸術の世界にきちんと関わっている人も、長い年月と練習なくしては、何事も成り立たないことを知っています。私もそう思います。…
A.トークなどの仕事が中心で残念に思う歌手の一人です。日本人離れした体格と力量をもっています。(確かに在日韓国人からの帰化ですから)トニー・ベネット、ライザ・ミネリなど、昔は必ず一曲はマイクなしで歌う人がよくいたものです。(♯)
A.外国人とのハーフ、クオーターが多いのは、芸能や文化の分野ではどこでもそういうものなのですから、歌手に限ったことではありません。ただ、ここに挙げた歌手をみると、声について声量など、他の日本人歌手の平均を超えていませんか。 尾崎紀世彦、アイ…
A.私たちは、声で、育ち、能力、性格などを瞬時に否応なく相手に判断されています。もちろん、対面時には、表情、姿勢、身なりも含まれます。しかし、電話であれば、声とその使い方が、話す内容より印象を左右します。(♯)
A.芸で表すことをことばで言うと別の意味をもちます。「私かわいいでしょう」と言うと、自惚れが強くて嫌な奴となります。現実の社会と同じです。ただ、登場してシチュエーションを伝える必要があるときもあります。(♯)
A.楽しむこと、自分もそこにいる人も、今をそこで生きることです。するとミスや失敗もまた笑いになります。そこで失敗にならないのは、もっと大きな力、共感力が働いているからです。歌って歌で完結する人と、舞台としてつながる人がいます。私としては、…
A.存在感をもつ自分になるために、発声技術(ヴォイトレ)や呼吸(周りの皆、客との)を身につけていきましょう。さらに何にでも応じられるよう、柔らかい自分として心身を準備していきましょう。(♯)
A.声楽に触れたことがある方やヴォイトレに興味があるかたなら一度は聞いたことがあると思います。ベル(Bel)=美しい、カント(canto)歌という意味の言葉ですがこの言葉ほど曖昧な音楽用語もないと思います。現在のベルカント唱法と呼ばれる発声の多くは…
A.一つの文(フレーズ)は、5秒もかかりません。それで一つのことを伝えられます。一体いくつ伝えたいのかをチェックしてみてください。(♯)
A.人間の社会で働く以上、本音などというのは、それほど言えるものではないのです。いつも本音で言い、生きています、というようにみえる人もいますが、それはそれを演じているわけであって、そういう人ほど一線をしっかりと引いているのです。少なくとも…
A.私は分けていません。一般の社会にも観客はいるし、ドラマチックなことも起きています。舞台でもテンションの低い退屈なものも多いです。ただ時間の流れが舞台は、狙いをもってつくられた分、早いです。10分間でも2時間でも、生涯を演じることは可能でし…
A.そこだけで比べたらなんでもあった方がよいのですが、それだけで作家にはなれないのと同様、役者にも歌手にもなれません。プロとして仕事をするなら別の資質がいります。役者は舞台のストーリーのなかで、歌手は歌のなかで生きるのです。(♯)
A.その場を成り立たせてみてください。トレーナーから教わるだけでなく、共に、より高みに、より深く生きるところにしてください。(♯)
A.どこに行っても学べない人もいます。学びたいなら、どんなことからも学ぼうとしなくては学べません。私のところにも、教え方を見にくるような人も度々いらっしゃいますが、仕方ないのです。それなら、一人でやってもよいのです。その結果、すごいレベル…
A.はい、無責任であり、責任は本人が負うことで、声は本人のものなのです。その答えも本人のなかにしかありません。手立ては整えますが、つくりあげるのは、その人自身です。私たちは医者や修理工ではないのです。(♯)
A.それもトレーナーの手腕の一つと思いますが、反面、トレーナーの思うようによくなっても、トレーナーでなく本人の手腕と言っています。私は、どちらもOKを出しています。よくというのがわかりませんが、すごくなったらなんでもよいです。(♯)
ぷA.はい、本当によくなれば、それは理想です。でも、体の理、芝居の音楽のべース、構成、世界観など、独学だけで学べることは本当に少ないと思います。(♯)
A.間違ってもよいと思います。が、客に不快な思いをさせたり、気後れしてはいけないと思うので、うまくカバーしてもらいたいと思っています。映画やTVは、脚本と編集能力で決まりますが、芝居、歌のライブは、あなたが主役です。台本を演じるのでない芝…
A.声の基本ということで、求めに応じてきた結果です。声の利用先はどこでもよいし、どこへでも使えなければおかしいと思っているからです。声をとても高く出せるようなレッスンがあっても、それで邦楽や役者やビジネスマンの声にも活かせなければ、応用で…
A.前向きに生きる力を与えるものでしょうか。それが大きくなれば、おのずとよくなっていきます。(♯)
A.自分の声一つで何かを生み出せるように、私は皆と生み出し続けているのですが…。昔のものをそのままくり返して、お客にも古いと飽きられ、離れていかれるものよりは、アートだったのかなと思ったこともあります。ロックやジャズを歌う人が日本では、も…
A.ことばをもメロディもリズムも一体となっているのを、自分の気持ちでつくりかえていく作業が必要です。一方で、楽譜通りに歌える力はつけておくことです。そうでないと、せっかくつくりかえても自分の作曲能力程度に歌が堕してしまいます。よい曲とはコ…
A.もって生まれた才能があるとして、それを開花させられないのは、考え方に多くの原因があるからです。そのことにずっと気づけないからです。認められないのは、才能でないとまでとは言いませんが、役立ちません。(♯)
A.よく歌や声のレッスンで「支え」ということを言われることがあるかとおもいます。自分自身の経験からいくとこの支えと言う言葉にどれほど振り回されてきたかわかりません。これまで私自身が言われた支えに関するワードでは・丹田で踏ん張る・胸郭、肋骨を…
A.一人の歌手の歌い方を聞くだけでは、普通は、その歌手の世界から自由になれず、その影響下に置かれてしまうからです。まあまあうまい素人が何人、歌っても異唱にはなりません。ど下手な人の方がまだよい。でもプロで一流なら、必ずその人の世界、スタイ…
A.失敗しましょう。笑わせるのは難しいので笑われるようにしましょう。 笑われるのも難しい人がいます。その人が笑われても、もたせるだけのキャパや雰囲気をもっていないと人は苦笑、失笑します。ボケるのは、つっこむより難しいのです。そういうときには…