発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

2016-02-17から1日間の記事一覧

Q.レッスン以外、自主練習を禁じられているのですが。

A.そこにも一理あるわけです。これは、体の条件が満たされ、感覚だけのレッスンの場合に限りますが。本当に学べていくと、あなたの練習は100回歌って1回聞いていたものが、100回聞いて1回歌うように変わるはずです。(♭)

Q.ヴォイスレコーダーを有効に活かすには。☆

A.次のように練習の音源を編集して、適時使うことを勧めています。 1.自分のベストプログラム これを聞くのが、不調のときに抜け出すのに、これほどよい見本はありません。自分の声であり、一度は自分ができたことなのですから、よりよいものができたら…

Q.客観視しにくい声に対して、もっとも役立つツールは。

A.ヴォイスレコーダーやビデオカメラです。プロと自分の歌を飽きるまで、比べて聞いてください。レッスンでも必ず録って聞いてください。また、自分の声の中にも、プロと同じように、読みとっていきましょう。(♭)

Q.プロとの差をどうみるのですか。

A.プロのワンフレーズにおける表現、表情、動き、心配りに比べて、あまりに雑で適当というのをわかっていってください。わかったら、それを埋めていけばよいのです。「プロのように」というよりも、自分自身のものを繊細にていねいにしていくことです。イ…

Q.上達に行き詰まりを感じています。☆

A.完璧なワンフレーズとなるまで、自分自身で納得していくまで、デッサンを何百回と試みてください。 ゴルファーでも、何十球も真剣に打ち、そのうちの1秒をコマ割りでスウィングのチェックをします。あなたもそのくらいの厳しいチェックを心がけてくださ…