A.完璧なワンフレーズとなるまで、自分自身で納得していくまで、デッサンを何百回と試みてください。
ゴルファーでも、何十球も真剣に打ち、そのうちの1秒をコマ割りでスウィングのチェックをします。あなたもそのくらいの厳しいチェックを心がけてください。量から質に、自主トレーニングでは、体からベースの声までは量の獲得(毎日のローテーショントレーニング)、応用の声(歌やせりふ)は、集中して本番のつもりで、週に1,2回あるいは、日に1,2回にすることです。
私の経験では、多くの人は自分のものを真剣に、集中して聴くなどということがあまりにもありません。せっかくヴォイスレコーダーで録っても、1~2回しか聞かない人が多いようですが、10回以上は聞いてください。10回声を出すよりも、10回聞いてイメージを持つことの方が、大切です。レベルが高くなるほど、聴く力、イメージする力を磨かなければ、そこで止まってしまいます。いつも考えておくこととしては、よいところをよりよくすること(強味を伸ばす)と、悪いところをよりよくすること(弱点カバー)です。(♭)