発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

Q437.高音域で引っかかる

A.高音をあてられたら上達したというわけではありません。平均してどこまで出せばよいのかということもありません。日本人の出す「高音」というのは、生では聞くに耐えないものが多いのですが、そのままでは使えないので音響でカバーします。だから力がつかないのです。使いたい音域は、曲と表現によって変わってくるものです。そこに音響の加工効果まで含めなくてはなりません。