A.生まれついての声など、何万人に一人の美声でもなければ関係ありません。人が感動し、賞賛するだけの価値を、声や歌につけられるかどうかです。向き不向きではなく、チャレンジする資格、やれる方向は誰にでもあるのです。
声は、自分の体を楽器とします。ですから、充分な声を出すためには、プロとしての楽器としての強い体、高い集中力のあることが欠かせません。その上で、声を充分に生かし切れるように使いこなさなくてはなりません。自分の声が気に入らなくても、そこに自分の個性を見つけ、その声を生かす方向で伸ばしていきましょう。