A.歌い手としての1番の素質は、やはり声(楽器である喉)でしょう。人の声は言ってみればよい声と悪い声に大きく分かれます。こればかりは美声を生まれながらに持っている人とそうでない人が存在するのは仕方ありません。しかし、声は1人1人異なるものです。言い方を変えれば、一般に悪い声でも個性的な声と言うことができます。同様に体つきや容姿もあてはまります。
美声を持って生まれたとしても、それを使いこなすことができなければダメです。それをコマンドできる能力や日々の努力、歌心など様々な要素が関係してきます。ですから、歌い手としての要素は体が楽器であるからこそ、色々な面が関係しあっています。努力しない天才より努力する秀才の方が勝るということは言えると思います。(♯Θ)