A.何事も初めてチャレンジする時には不安が付き物ですが、特に歌うための声のように話し声より大きい場合、初めは順序良く慎重に始めるのをお薦めします。大体がカラオケの延長で、エコーを効かせて人工的な響きを付けて声が出ているように感じがちですが、マイクを使わずに生の声で発声したときに、ほとんど頼りない声になってしまう人が多いのに驚いてしまうことが多いです。最初のレッスンで、声量がある人、あるけれでも息漏れが多く、声のポジション、スポットが定まらず、いわゆる歌声にならない人と、声量は少ないけれど無理なく自分の声で共鳴させるコツをつかんでいる人と、十人十色ですが、大体大きい声の人は10分くらいでのどが疲れて、かすれ気味になる人が多いです。意気込んで歌ってしまうのですね。初めはゆっくりのテンポでよいので1音1音丁寧にレガートで歌うことを心がけて下さい。(♭Φ)