A.これは、練習を始めたばかりの人だけでなく、ある程度レッスンを続けてきた人も、気になるところかもしれません。多くの人に2本の手があり2本の足があるように、声の資質に男女の差はともかく、あまり違いはありません。
しかし、身体の固い人もいれば手の器用な人も、足の速い人もいます。元々の差はほとんど無いはずなのに、いつのまにか個性が形作られて来ます。よく見てみると、その差はほとんど生まれつきではなく、日々の過ごしかたによるところが大きいようです。
毎日走り回って遊んでいた子供は、当然、足が速くなり、、、声も、生まれてから現在までの声の使い方によって大きく左右されます。もちろん、言語や方言にも(声の響かせ方などに、それぞれの特徴が出てきます。)影響されます。そして、もっとも影響を与えるのが、過去の積み重ね以上に、今後の行動ではないでしょうか。日々のヴォイストレーニングこそ、もっとも自分の声に影響を与えるものだと思います。(♭Ξ)