A.どんな優秀なトレーナーであろうと、生徒とトレーナーとでは骨格、年齢、性別、師事した先生が違うのですから、体の感覚が違うのは当たり前です。それは我々トレーナー側が必ず気をつけなければいけないことでしょう。自分の感覚をそのまま生徒に押し付けても上手くいく人もいれば上手くいかない人もいるということを、常に考えておかなければいけません。生徒側も分からない時はうやむやに終わらせず、分からないものは分からないとハッキリと直接分からなかった時点で質問したほうがよいです。どんな声をだした時にトレーナーはよいと言って、どんな声を出した時にトレーナーはダメだと言ったかを感じていかなければいけません。出し方そのものよりもトレーナーから言われた声の良し悪しを聞き分けられる耳の方が大切です。トレーナーというのは、そういう意味では自分が声をだせることも大事ですが、言葉として伝えられる言語力と良し悪しを聞き分けられる耳が一番大事なのかもしれません。(♭Σ)