Ａ.．フレーズの一声目をとても大切にして歌うことを忘れないようにしてください。大切にするということは、しっかり母音の口の形を準備してからできればその口の形を維持したまま子音を発音する習慣を付けてください。
「彼は」という言葉から始まるメロディーだったとします。練習の時に「ア」の母音の口の形を作ってから舌の奥と軟口蓋で破裂音をだして母音アを発音するという順序を考えて出すように習慣づけてください。慣れてくると、全て円滑にこの順番をとても素早く流れるように発音できたら、発声練習のときに深い声を出せるのに歌になると急に浅くなってしまうという課題がクリアできてくると思います。この準備は、口の動きが習慣づくまでは、ブレスを吸って歌いだす時に常に気にするようにしてください。（♭∀）
