A.真似をしたことで自分の個性がなくなってしまうのではないかと心配に思うかもしれませんが、練習の段階では真似をすることはとても大事なことです。また真似をしようと思っても、そう簡単には真似できないと思います。プロが読んでいる30秒ぐらいの文章を真似してみましょう。
まずプロの読みと同じスピードで読んでみましょう。プロの声に合わせて読んでみましょう。次にトーンを真似してみましょう。
真似していく段階で、自分との違いに気づくはずです。真似することが第一目標ではなく、自分との違いに気づくことが大切なのです。
そして完全にコピーできたら、次の段階として、自分の読み方で読んでみましょう。自分のスピード、トーンで読んでいきます。
こうしたことを繰り返していくうちに、自分の個性も出てくるはずです。