A.舌を上顎につけて口全体の広い出口から息を吐くと、Lの発音になります。このとき空気は表面積の広いところを出口にして出ていくので、声も拡散した響きになると思います。舌と上顎の間の道から息を吐くと、ジーという音になります。このとき、息は狭い通路を通っていくので、声も焦点がはっきりして輪郭が出てきます。水をまくときのホースを思い浮かべてください。出口を親指と人差し指で押して表面積を狭くすると、水は勢いを増します。このように、息の通り道は表面積をせまくしてあげると、響きが集まって声のエネルギーが増します。(♭∀)