A.一日にどれくらいの時間、トレーニングをするのがよいかというので大切なのは長さではなく、喉のコンディションです。
実際に、ピアノなどの楽器のように、一日10時間以上練習できたら、かなり色々な内容の練習ができ、進歩も著しいと思いますが、ほとんどの人は喉を傷めて、何日も練習をお休みすることになってしまうでしょう。
時間が短ければ問題無いということではなく、喉にとって無理な練習ならば、たとえ5分でも、長過ぎるのです。
喉の状態に注意しながら、練習をすすめ、歌い過ぎないようにしましょう。喉の疲労感・違和感がもしあれば、なるべく早めに練習を中止し、数時間後には喉が回復していることがベストです。そのような症状が無くても、翌日、喉が重い感じがするようなら、練習のし過ぎです。練習の、時間・量・質を軽減するべきでしょう。
そのような症状が無く、数時間後には喉が回復するようなら、自主練習を増やしても大丈夫ですし、むしろ増やしてあげましょう。喉のコンディションに注意しながら、歌える時間を少しずつのばしていくことは、意外に重要です。(♭Ξ)