A.いわゆる声には「声区」というのがあって高音に行くに従って地声から頭声に移行させチェンジさせる箇所が必ず出てきます。美しいフレーズを歌うためには喉の奥を良く開ける、息と声を柔らかく混ぜ合わせるのですが、最初はコツをつかむのが難しいようです。
しかし最初からできている人もいるんですね。小、中学校のときに合唱をやっていたなど、まわりの人と歌う環境に合わせて自然と身体で歌う習慣がついている人などです。大人になってからはじめようとなると、楽器もそうですが頭を使って理解しようとするので、自分はなんて不器用なんだと思い込んで苦手意識を持ちがちですが、基本から忍耐強く始めて、ブレスつまり呼吸にポイントを置いたトレーニングを行えば必ず声は伸びます。
トレーナーのレッスンを一度受けてみて自分の声ってこんなに変わるのかと実感するところから始めてみてください。