発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

Q3880.喉声の判断基準を教えてください。(6)

A.まずは見た目からもわかります。喉声のときには体や喉を使えていないので、喉頭(の辺り)に力が入っているのがわかります。体や喉を使えていないときは、概して体や喉が見た目的にも閉じて見えます。体が開いている状態は、まず肋骨の状態からわかります、喉が開いている状態は、欠伸している状態と同じです。

次に音からとしては、喉声のときは響きに乏しく、固い音色になります。概して、メタリックなビブラートが入っているか、響きのないダイレクトすぎる声(生声)になっています。または声門が閉じていないので、息漏れも多く声の伸びがなくなります。(♯Θ)