A.その気持ち分かります。やはり、人間ですから調子の悪い日もありますし、上達が目に見えなかったりすると、非常に落ち込みがちになって目標を見失ってしまいます。
そんな時に、私がお勧めする解決法は、アスリートの言葉を聞くことです。彼らは常に自分の身体と向き合うことを余儀なくされています。私達歌い手も、同様に身体を使って声をだします。
一見、音楽というのはそのように見えないのが難しいところですが、
自分の身体の筋肉をいかに効率よくコントロールできるかがネックです。歌手はじつはアスリートなのです。
ですから、スポーツ選手のことば、彼らがどうやって日々の試合や、大会に向けてモチベーションを保っているのかなど、非常に参考になるのです。是非書店で、気になる選手の本を手にとってみてください。
先日、とても良いコメントを見ましたので、紹介させていただきます。サッカーの澤穂希選手のコメントです。
「1年365日あれば、いろんな日があるものです。それが何年も続けば、いい日ばかりが訪れるわけがありません。それでも私は、夢をかなえるためには、夢のレンガを積む作業が欠かせないと考えています。自分のコンディションが悪い日にも、夢のレンガをちょっとだけでもいいから積むようにしてきました。夢のレンガを積まない日をゼロにすることは、心がけ次第で誰にでも出来ることだと思います。」(♯Ж)