A.私たちヴォイストレーナーは一日に多くのレッスンを行ない、長い時間指導をすることが多いです。このときに調子が悪かったりトレーナー自身の発声がよくないとすぐに喉をこわしてしまいます。特にパッサッジョが上手くいかないトレーナーが生徒を指導するとトレーナーが先に壊れてしまうこともあると思います。しかしそれではトレーナー業はつとまりません。
私自身はありがたいことに毎日歌わせていただいていますし、休みをとることの方が難しいのですが、今の師匠と出会って発声を改よしてからはとても楽に声を出させていただいています。
難しいところなのですがトレーナー自身も時間とお金を使って常にレッスンに通い自分の声を調整してもらったり、よりよい方向へ向かっていかないとヴォイストレーナーという仕事は上手くいかないと思います。生徒は自分の鏡だと思います。
生徒が上手くいかないとき、上達しないときひょっとするとトレーナー自身が発声を崩しているときかもしれません。(♭Σ)