Q.トレーナーの選択について教えてください。
A.英語は、単語がわからないとか、慣れていないとかの程度で先生がつく。こちらの場合は、声の条件がそれぞれに違い、目標も判断もわからない人もいるわけです。みるみるよくなってから伸び悩む人や、しばらく伸びなかったのに、急にできるようになった人など、個人差が大きくあります。
先生を配置するときにも悩みます。どの先生がいいのかというのもあり、つけ変えてみるときもあります。でも大きくみたら、その人がどういうふうにトレーナーを使えるかということで、単なる相性の問題とは違うのです。
この先生は優しくて、自分は好きで、何でも話しやすいから選べばいいということではないのです。その人の一番いいところを引き出すのが大切。コミュニケーションできていなくても、いいレッスンになることさえあります。
運営面からいうと、生徒が選んだ先生につけるのが無難です。本人がそのために来やすいからです。ただ成果から考えたときに、必ずしもそうではないのです。厳しいトレーナーでも、コミュニケーションをとりながら、徐々に厳しくしていくことも、間に、私やスタッフや他のトレーナーが入るから、いろんなことができます。同じ先生の同じ指導でも生徒によって厳しいとか甘いと言われます。もちろん先生も相手によって、対応のしかたがいろいろと大きく変わるのですが。
Q.トレーナーの活かし方について。
A.ここで選んでいる先生方はとても才能のある人で、競争の中、多くの生徒さんに支持されてきたのです。つまり、あなたがその才能をどこまで使えるかです。
レッスンをしてみると、最初に3~4人のトレーナーに役割分担して任せたほうがいいと思うことが、客観的に見てあります。量をやらせたほうがいいと思うこともあります。
そのトレーナーでなければダメだという人でも、あまりそのトレーナーを活かせていない人もいます。すごくうまく活かせるようになったと思う人もいます。
ヴォイストレーニングの場合は、同じレッスンを10倍にいかせる人と、10分の1にしか活かせない人といます。単に通ってくるだけで声を出しただけで満足してしまう人もいます。より活かせるようにスタッフがアドバイスいたします。(♪)