A.ヴォイトレは、発声のための基礎で、うまくいかないところを補強します。ですからメニュにも、柔軟体操や表情筋、口や舌やあごの運動まであります。
本当は、歌唱や演技で充分に豊かな表情(とはいえ、一般の人には日常行っていることよりかなり過剰なあたりまでになりますが)が使われているなら必要ないトレーニングです。つまり、日常が、非日常な人、レッスンやトレーニング、ステージでそれだけ表情筋を使っているなら、もともと鍛えられ、柔軟になっているのです。
しかし、ほとんど使っていない人は、体力づくり、柔軟運動、呼吸法からメインに始めなくてはなりません。そういう意味で、日常生活をトレーニングレベルに上げていくのはよいことです。(♯)