発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

Q.トレーニングの組み合わせを教えてください。

A.1、「息のトレーニング」

舞台上ではよく通る声が必要です。そのためには、体全体を使って、腹式呼吸で発声する必要があります。まして、動きながら、安定した声で歌うためには、腹式呼吸は不可欠です。胸式呼吸では、演技での動きや踊りでの息の乱れに左右されてしまうからです。常に深い呼吸を意識することで、少しずつ安定したせりふ、歌唱になってきます。

腹式呼吸をマスターすることで、どんな姿勢でも、どんな動きの中でも、思う通りの表現ができるためには、息吐きなどの呼吸トレーニングは、とても大切です。

2、「発声トレーニング」 ヴォーカリーズ A-E-I-O-U(母音) (「般若心経」)

3、「滑舌トレーニング」 早口ことば 

4、「ことばのトレーニング」 (「外朗売り」)

5、「スケールトレーニング」 

ドドド(ドドドドド) ドシド ドレミレド ドミソミド ドミソド(高いド) ソミド と上下降します。

6.「歌唱トレーニング」 フレーズのトレーニング 「コンコーネ50」「カンツォーネ曲集」

ア・カペラで勝負できる声づくり、楽器として体づくりをやりましょう。マイクがない状態でも、歌が音楽的に成り立っていることが望まれます。体全体で歌うことで、呼吸や腹筋を巻き込んでいきましょう。