発声と音声表現のQ&Aブログ

ヴォイストレーニング専門の研究所内外の質問と、トレーナーと専門家のQ&Aブログです。 あくまで回答したトレーナーの見解であり、研究所全体での統一見解ではありません。また、目的やレベル、個人差により、必ずしもあなたにあてはまるとは限りません。参考までにしてください。 カテゴリーから入ってみると便利です。 【rf :他に詳しく答えているのがあるので、それを参考にしてくださいという表記です。】 引き続き、ご質問もお待ちしています。できるだけ順次とりあげていきます。

Q.音声障害は、どう判断するのですか。☆☆

A.声の質、高さ、大きさ、持続の4つをチェックしてみましょう。かすれたような声は、声の質に含めます。ただし、その他にも高音や共鳴の障害(鼻声など)とは別です。一般的に見て、わかりやすいのは、胸鎖乳突筋が出る、首に筋が立つ、咽頭が上がる、など、頸部に緊張がみられることです。そういうのは肩こりなども併発しやすいです。

顔面を緊張させている、

歯を食いしばっている、

口唇と下あごの力が入る、

咳や咳払いのくせ、などは、要注意となります。(♯)