A.「君をじっと見てるだけなんだ」
これを、語調(高低)、語気(強弱)、語勢(緩急、テンポの変化)、間(その前後の音の高さ)をいろいろと変えてやってみよう。
長い間の後は、やや高めに大きく入ると効果的です。これを「高出し」といいます。充分に気持ちを込めて、そこで、言葉を発見し、感じることです。言葉の一つひとつに情感(エモーション)が入るような表現ができるようになるためには、声と言葉に関心をもって、まずは感じることです。こういった音の世界の動きに、感性で心地よさをとらえていくことが上達の道となります。(Э)