A.1.低く、弱くする
2.伸ばす
3.速くする
4.間をあける
ここで、一つひとつ確認してみよう。
1.低く、弱く読む
次の言葉を、小さな声で読んでみよう。言葉の意味を強める気持ちを込めて音読する。
1)音もなくすうっと消えたんです
2)教室で自習をしましょう
2.伸ばして読む
言葉の一つひとつの音を長く伸ばそう。言葉の意味を強める気持ちを込めて音読すると、その言葉の意味が強調される。
1)そんなバカな話があるものですか
2)時間はまだたくさんあります
3.速く読む
言葉を早口で読み、言葉の意味を強める気持ちを込めて音読する。
1)わたしの勘がぴったし当たった
2)そんなことあるわけがない
4.間をあけて読む
間をあけて、言葉の意味を強調する方法もある。いろいろな間のあけ方を試してみよう。ここでは、読点(、)のところで間をあけて読んでみよう。そして、その変化による意味の伝わり方の違いを感じよう。
1)私は、あの人が、だいすき、です。
(「だいすき」の上と下で聞をあけて「だいすき」と速く読む)
2)私は、あの人が、だ、い、す、き、です。
(「だいすき」の一つひとつの音をゆっくりと間をあけて読む)
3)私は、あの人が、だーい、すき、です。
(「だいすき」の上と下と中間で聞をあけ、「だーい」と伸ばす)
4)私は、あの人が、だいすき、です。
(「だいすき」の上と下と中間で間をあけ、速く読む)
次に、これらを応用したトレーニングをやってみよう。(Э)