A.このような症状をお持ちの人はたくさんいます。歌っていても、息が喉元や口元までしか届いていなく、その先に息を届けていこうとする意識が少ないようです。しっかり息を吐けていなければいい声は出てこないので、訓練すべき重要なポイントだど思います。日本で日常生活を送る限りは、仕方のないことかもしれません。ましてや狭い東京の住宅事情では、大きな声をださないよう、ひっそりと暮らすことを余儀なくされている環境では、なかなか、歌のための理想的な息吐きの練習や、声出しの練習は難しでしょう。
歌うときに是非心がけて戴きたいのは、息を自分の外に勢いよく吐いていくことです。少なくとも1メートル先を意識、できる人は3メートル、更にできる人は、1000人規模のホールの二階席、三階席まで意識を向けて息を吐いていきましょう。目線を遠くに据えるだけで変わってくると思います。(♯β)