Ｑ．母音と子音はどちらが息をたくさん使うのでしょうか。

Ａ. 一般的には、強い息で音を構音するのは子音です。発声器官のいろんなところで妨げて、そこを摩擦したり破裂したりして、音をつくるからです。しかし、日本語の場合は、子音に母音が付いている場合が多いので、歌でも、母音で伸ばすことになります。子音で伸ばすのは、特殊な場合ですから、子音の後の母音で息を長く使っているともいえます。カならkとaで、aで伸ばすわけです。